2008年11月11日火曜日

Save the Internet.com

Mobyが好きだ。
最先端な音楽が。なんとなく社会派な空気が。
そしてそのMobyが体を張ってボケているビデオを見つけた。

Net Neutrality:


ネットの中立性とはなにか。
これは、インターネットでやりとりされるデータが増えすぎて
回線がパンク寸前だという危機的状況があるから、
いっぱい回線をつかってるとこはいっぱいお金を払ってね。という、
法律をつくろうとしている通信会社の言い分に対する反対運動だ。

しかし、パンク寸前だという根拠はどこにもない。



いっぱい回線をつかってるとこ、とは具体的にはGoogleとかYahooとか。
そこに多額のお金が課せられれば、それは一般ユーザーにも波及する。
もはやYoutubeは無料でなくなるだろう。

ということをYoutubeで訴えているのが上のビデオっていうのは、
なんかおもしろいジョークな気がする。

アメリカのインターネットは、
AT&TとVerizon Communicationsの2社で寡占状態になっている。
そういう状況と、インターネットはもはや必要不可欠なインフラだということ。
それを利用する権利を差別化するのは、もはや基本的人権の侵害とか、
そういう小難しい問題になってくる。

ITと人権と。
インターネットと自由と。
それらが切っても切れない関係になってきたのはいつごろなのか。

しかし、インターネットの中で自由を謳歌することはできても、
自由を勝ち取ることはできない。
現実世界に飛び出さなくてはいけない。

と、ちょっと感じた一件だった。