2014年12月31日水曜日

今年の10曲(2014年)

今年、印象に残った曲。思い出した順。必ずしも今年の曲ではないです。

去年までのは今年の10曲のタグから見れます。

1. Hauschka - Elizabeth Bay

ドイツはデュッセルドルフのプリペアドピアノ使い。今年は来日してたので運よく生で観れて、

「すごい!ほんとにピンポン玉跳ねてる!!」

と感動したから(笑)すごく印象に残ってる。

2014年12月7日日曜日

羊の絵は描くつもり。

喪中はがき、出さないことにした。

いろいろ調べて考えた結果、喪中はがきという概念は俺の中に存在しないという結論に達した。喪中はがきのタテマエは年賀を欠礼することのお詫びで、ホンネは誰かが亡くなったという事実のさりげない伝達。年賀状は出さなくても叱られたりしない世の中だし、伝えたい人にはもう伝えたし。

書くことでしか乗り越えられない闇は確かにあるけど、それは今じゃないし。

それより羊描きたいんですよね羊。寒中見舞いにでも。スケッチブック持って六甲山牧場に行こかな。人に見せられるような絵なんて描ける気しないけど。

おすすめの牧場、あれば教えてください。

2014年11月20日木曜日

Doctor Who

ここのところ狂ったようにDoctor Whoを観まくっている。

Doctor Whoというのは半世紀続く英BBCのSFドラマで、いま8シーズン目が終わったところ(日本語ではまだシーズン7までしか観れない)。長寿の秘訣はなにかというと単純で、主人公の種族は傷ついたら体を再生して見た目も人格も変わってしまう、という都合のよすぎる設定(笑

観続けていると当然少しは英語を聞き分けられる(ような錯覚に陥る)ようになってきて、あれ?この字幕おかしくない?みたいなことに気づきはじめる。たとえば、シーズン6のエピソード4「Doctor's Wife」では、Uncle、Aunt、Nephewという3人(?)が登場するけど、これの訳され方が、

2014年10月28日火曜日

I will dance and resist and dance and persist and dance.

これブログに書こうと思って忘れてた。

正直、英語あんまり得意じゃないから、英語の曲を聴く時は歌詞がほとんど聞きとれないけど、ふと、割と簡単だけどそこそこかっこいい英語が耳に入ってきて、なんとなく聴き入ってしまった。

Solid Steel Radio Show 4/7/2014 Part 1 + 2 - Seven Davis Jr
https://soundcloud.com/ninja-tune/solid-steel-radio-show-472014-part-1-2-seven-davis-jr#t=13:48

調べてみると、これはSuheir Hammadというアメリカの詩人のリーディングをサンプリングしたものらしい。TEDでやったときの映像とテキストがあった。

2014年10月22日水曜日

最近聴いてる曲

最近ブログさぼりすぎなので、
しょーもないことでも書いていこうと。
そういう所存ですよええ。

最近よく聴いてる曲を適当に貼ってみます。

2014年9月13日土曜日

幸田文「台所のおと」

台所のおと (講談社文庫)台所のおと (講談社文庫)
幸田 文

講談社 1995-08-02
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負けを認めようと思う。この本について語ることばを俺は持ち合わせていない。

これは、料理人の夫婦の話。
夫は病気をして、台所と障子ひとつ隔てた部屋に臥せっている。なおりがたい、と医者はいう。その診断はしかし、妻にしか知らされていない。妻は夫にそれを隠そうとするけれど、料理人の夫は、台所で立つ音のかすかな変化からなにかを感じ取っているようでもある。

もともとこの本を知ったのは、鷲田清一の「「聴く」ことの力 ― 臨床哲学試論」という本に〈さわる〉と〈ふれる〉という概念の例として引かれていたのがきっかけ。
そこにはこうある(あき、というのは妻の名前)。
なにも伝えたくないというあきの気持ちが、まるで玉突きのように、あきの所作が立てる音を通して伝わっている。
伝わるでもなく、伝わらないでもなく。
「伝えたくない」という想いだけは、伝わってしまうのだという。

2014年8月17日日曜日

母が死んだ。

母が死んだ。

1年前に末期のがんが見つかって、だいたい余命1年くらいと言われて、
色んな人と話したり色んなところに行ったり、
普段話すことを話したり普段話さないようなことを話したり、
闘病したり弱音を吐いたり。

なんだかんだ、1年を生きた。

その1年を、あるいはもっと長いそれまでの母の人生を、
ここで物語り尽くすことばを俺は持ち合わせていない。

物語ることができないのならば、せめて、
もうひとつメタな、物語るとはなにか、ということについてぼんやりと書き留めておきたい。

2014年5月24日土曜日

CDジャケットを手作りするレーベル sonic pieces

Mac使うのやめたころからCD派になった。

本の装丁のようにCDのジャケットにも表情があったりして、
中でも今日買ったこれはひときわすてき。
深みのある緑色に吸い込まれそうになる。

PinoPino
Otto a Totland

Sonic Pieces 2014-02-17
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これを出してるのは、ドイツはベルリン、sonic piecesというレーベル。
なんと、CDのジャケットはすべて手作りだという。すごすぎる。
(このレーベル有名なんですか? 俺がいままで知らなかっただけ…?)

2014年1月23日木曜日

ロボット時代の悪人正機説

学会誌「人工知能」の表紙について人工知能学会が説明 「女性差別」の批判受け - ねとらぼ - http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1401/09/news082.html


この話題、いまさらすぎるけど思ったことをメモ。
人間らしさとは何なのか、について。

「らしさ」には、「らしさ」と「らしくなさ」があって、
例えば俺が、隣の人のボケにツッコミあぐねてもごもごしていると、
「ゆんらしいね」とか「関西人らしくないね」とか言われたりする。

前者は、直截的な「らしさ」で、
俺という人間は優しさゆえに人にうまくツッコめない。

後者は、ややテクニカルな「らしさ」。
俺は俺であると同時に関西人でもあるはずなのに、
「関西人ならツッコミがうまいはず」という一般的な性質(というか偏見)を満たさない、
という点で俺は特徴づけられていて、関西人「らしくなさ」は同時に俺「らしさ」になる。

そういう「○○なはずなのにそうなっていない」という差分こそが、
「らしさ」として強烈に認識される。