2014年5月24日土曜日

CDジャケットを手作りするレーベル sonic pieces

Mac使うのやめたころからCD派になった。

本の装丁のようにCDのジャケットにも表情があったりして、
中でも今日買ったこれはひときわすてき。
深みのある緑色に吸い込まれそうになる。

PinoPino
Otto a Totland

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これを出してるのは、ドイツはベルリン、sonic piecesというレーベル。
なんと、CDのジャケットはすべて手作りだという。すごすぎる。
(このレーベル有名なんですか? 俺がいままで知らなかっただけ…?)


Every carefully selected release comes as a limited edition in genuine packaging, hand-crafted with locally produced and designed material. (http://www.sonicpieces.com/info.html)

メイキング映像がVimeoで公開されていたので観てみた。
どんなもんでしょう、と。


Making of Dictaphone "Poems from a rooftop" CD from sonic pieces on Vimeo.

…いやいやいや!

まさかこんなガチで手作りしてると思ってなかった。
エディションナンバー入りのCDジャケットとかはじめてみた。
すごすぎる。

なんでこんなレーベルつくろうと思ったんだろう、と思って調べると、
レーベル主催者Monique Recknagelさんへのインタビュー記事があった。

p*dis - sonic pieces Interview
【インタビュー】Monique Recknagel(SONIC PIECES) | 公園喫茶


彼女はコミュニティラジオで番組をもっていて、そこに関わる人へのお礼の品としてCDのパッケージをつくりはじめたらしい。

「sonic pieces」という名前がはじめて使われたのは2008年はじめ、
Nils FrahmとLibrary Tapesのライブのプロモーション用にCD-Rを焼いたとき。

2009年春には、
Nils Frahmに100枚限定のミニアルバム(「Wintermusik」)の装丁を頼まれ、
本格的にレーベルとして稼働し始めた、とのこと。

インタビューでも、
それは全部運の良い偶然の連続で、恐らくNils Frahmはそのメインの役割を果たしているといえるわ。(【インタビュー】Monique Recknagel(SONIC PIECES) | 公園喫茶
と答えてるけど、
そういえば、リリースのページ見るとNils Frahmの名前がちらほらあるし、
今日買ったCDにも、「Recorded, mixed and masterd May - November 2012 at Durton Studio by Nils Frahm」というクレジットがあった。

これはNils Frahmがすごいというか、
なんというか、
やっぱ出会いって大事なんだな、と思いました(小並感

いやほんと。

ひとの手でつくられたCDが、ひととひとの出会いで流通していく、なんていうレーベルが
ありえるんだな、と。
なんか感動して思わずブログ書いてしまった。


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