2010年8月6日金曜日

ずーん

という気分で帰省。
しばらく立ち直れなさそう。



昨日まで、北海道は洞爺湖に行ってた。
水の活動をしている中高生のフォーラムがあって、俺はファシリテーターをしていた。
もう3回目なのに、今年が一番うまくいかなかった。

はたから見ればうまくまとまったし、
参加者の子も割と楽しそうだったし、
何かトラブルがあったわけでもない。

でも、なんかしっくりこないねん。


なんとなく。


子どもたちに申し訳ないとか言いつつ、
実は自己満足したいだけなんやろうなーと思いつつ、
悶々とする。




なんかうまく言えないけど、
いっしょに楽しむことはできたけど、
いっしょに悩むことができたのか。
ということに、俺はひとり悩んでしまう。

自慢じゃないけど、
悩むことにかけては、病的に自信がある。
ほっといても悩む。
悩むなと言われても逆に悩む。

だからきっと、
俺がファシリテーターとしてできることがあるとすれば、
いっしょに悩むことしかないんじゃないかな。
楽しむことは当然として。

でも今回は、
俺は俺で悩んで、
みんなはみんなで悩んで、
それぞれ自分の中に悩みを抱えたままで、
悩みが交じり合わなかったような気がする。


別に、悩みを解決しようなんて思わない。
いっしょに悩んだくらいで解けてしまう、
簡単なことを話してるわけじゃないから。
でも、そんな簡単じゃないから、
せめていっしょに悩みたい。
何もできないけど、せめてそばにいたい。



そういうことができると思っていた。
他のことはまるでヘタクソだけど、
悩むくらいできると自分を過信していた。


みたいな悩みが空の青さと混ざって、ずーんとのしかかってくる。
メロディのないセミの鳴き声が、思考のループを連想させる。
そんな、実家の夏。


しばらく悩みます。

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