2010年11月22日月曜日

乱暴と待機

乱暴と待機という映画を観てきた。
本谷有希子に興味があって。


復讐のため、と言って女を監禁しつづける男と、
監禁されつづける女と、
その隣に引っ越してきた夫婦と。
そんな感じのアブノーマルな恋愛の話。

筋書きだけ聞いても分かると思うけど、
かなりアブナイ感じの内容なのに(笑)、
くすっと笑えて、最後は爽やかに終わる。
きっと、世界観に飲み込まれすぎて。

すごいなー。
面白かった。




この映画の中で、


永遠の愛は疑ってしまうけど、
永遠の憎しみなら信じられる。

愛に理由はないけど、
憎しみには必ず原因がある。


という言葉が出てくる。

それがなんか心にすっときた。
ああそうだな、と思う。
きっとこれが俺の世界観なんだろう。


就活する時も、
永遠の愛じゃなくて、永遠の憎しみを探そう。

好きなものとじゃなくて嫌いなものといっしょに生きていきたい。
それが嫌いでいる間はきっと、
俺がここで生きている理由があるから。

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