ポストモダン地理学―批判的社会理論における空間の位相 Edward W. Soja 青土社 2003-06 売り上げランキング : 193477 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
やっと読み終わった。
実に、3週間くらいこの本を読み続けていた。
初めに本を借りた時からすると、もう半年くらいは経っている。
こんなに手ごわい本に出会うのは何年ぶりだろう。
小学3年生で「西遊記」を読もうとして以来じゃないか(笑)
書いてある内容は、かなり抽象的な話。
フーコーとかルフェーブルとか、
難解な哲学が俺の瞼を重たくする。
気を抜くと寝てしまう。。
でもなんか、こんな苦労して読み切ったのに、
詳しい内容覚えてないわ。
あんまり理解できてない。
ものごとをみるときに、
時間という軸(歴史)と空間という軸(地理)があるけど、
これまでは、歴史と地理が分断され、
しかも歴史にばかり目がいっていたのではないか。
よいうような内容。
流れとしては、マルクス主義のことが中心になっている。
マルクス主義は、社会の階級構造を批判することに集中しすぎて、
地理的な不均等性(「中心」と「周辺」)に目が向けられてこなかった。
みたいな感じ?
マルクス主義があんまよくわからない。
すごく抽象的な感じでよくわからなかったけど、
たぶんかなりラディカルな主張が書かれている。
資本主義なんて滅びればいいのに、的な。
そういうラディカルさにはそこまで賛同できないけど、
最近出た著書のタイトルにもなっているように、
ソジャは「空間的な正義」みたいなものを探している。
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なんでスラムが出来るの?
とか、
なんで黒人と白人は分かれて住んでいるの?
とか、
そういう、空間に関わる違和感を、
俺は丁寧に探らなくてはいけない。
たぶんこの本もっとちゃんと読んだほうがいいんだろうな。
今学期中には読もう。
1 件のコメント:
その本めっちゃ面白そうやな!!
時間があれば、トライしてみたいところw
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