明日は1月30日、日曜日。
39年前の1月30日も、日曜日だった。
1972年1月30日、北アイルランドのデリーで、
丸腰のデモ隊にイギリス軍が発砲し、13人が死亡、13人が負傷した。
「血の日曜日事件」と呼ばれるできごとだ。
この事件を境目に、北アイルランド紛争は激化していき、
3500人以上が犠牲になった。
イギリス政府は「発砲は武装したデモ隊に向かって行なわれ自衛のためだった」と主張し、
軍の過失を否定し続けて来た。
その姿勢がようやく変わったのは、事件から38年後も経った去年。
「軍は丸腰の人々に無警告で発砲した」とする調査報告書が発表され、
キャメロン首相が、初めてイギリス政府として公式謝罪した。
その血の日曜日事件を題材に作られたのがこの曲。
北アイルランド紛争とか、俺は全然知らない。
でもなんか、この曲を聴くと時々泣きそうになる。
ぜんぜん感情移入する理由なんて、ないのに。
歌詞に、
"How long, how long must we sing this song?"
という部分があって、
ほんとに、いつまで同じようなことを繰り返してんねやろ。
世界の色んなとこで。
ちなみにこのライブの歌詞は、普段のより言葉が足されてて、
Sunday Bloody Sunday - U2 Lyrics from @U2
http://www.atu2.com/lyrics/songinfo.src?SID=525
に載っています。
いちばん最後、犠牲者の名前を読み上げて、
Too many!
って叫ぶボノ。
ほんと。多すぎる。
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