最近、小難しい話ばっかでごめんね。
もうちょいしょーもないブログを書きたい。。
グラミン銀行は、貧困層向けに低利子無担保の貸出を行なっている銀行。
2006年には、グラミン銀行とその総裁のムハマド・ユヌスがノーベル平和賞を受賞した。
いわばソーシャルビジネス界の英雄的な存在だ。
そのグラミン銀行が取り調べを受けていて、
ユヌスが辞任するとかしないとか、みたいな噂が、
年末にツイッターで流れてきた。
ニュース検索をしてみると、
辞任するというのは噓だけど、
取り調べを受けているのはほんとらしい。
きっかけは、2010年11月にノルウェーで放映されたドキュメンタリー番組で、
1996年にノルウェー政府が援助した金を、グラミン銀行が不正にグループ別会社に横流ししている、
と報じられたことだった。
(グラミングループには色んな企業があって、非営利目的のと営利目的のがある。
グラミン銀行は非営利で、横流し先だと言われたGrameen Kalyanは営利企業?)
↓ちなみに、ノルウェー政府は調査を行なった上で、これを否定している。
http://www.regjeringen.no/en/dep/ud/press/news/2010/report_grameen.html?id=627366
でも、これを受けてバングラデシュ政府はグラミン銀行の取り調べを始めた。
どうもその背景には、
ユヌス総裁の発言権を小さくしたいという、
ハシナ首相の政治的な狙いがあるらしい。
参考:
Bangladesh's Nobel winner Yunus in trouble at home(AFP)
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5hXWFZSQTM95PcX5u6mSz4nQAkHLg?docId=CNG.c3a333665f6dad754512adfdf748f478.2b1
2006年の10月、Bangladesh National Partyの内閣が任期満了になった。
その後、2007年1月に総選挙が行なわれるはずだったが、
Bangladesh National PartyとAwami Leagueという二つの政党間で激しい対立があり、
混乱のために延期される。
その2007年に、
ユヌスは「市民の力」みたいな名前の政党を作って選挙に参加しようとしたが、
うまくいかずに頓挫してしまう。
そして2008年末に行なわれた選挙で、
Awami Leagueが勝利し、シェイク・ハシナが首相に就任する。
ハシナ首相は、おそらくユヌスのことを快く思っていない。
ユヌスは、Bangladesh National PartyもAwami Leagueも、
汚職の政治を支えてきたとして批判していた。
「貧しい人の味方」がそんなこと言うと、影響力があって困る。
その影響力をなくしたい、というのが今回の狙い?
今がチャンスとばかりに、ハシナ首相は、
ユヌスは「sucking blood from the poor」だとか、強い言葉で批判している。
確かに、グラミンはいいとこばっかじゃなくて陰の面もあるみたいだけど、
今回のはなんか政治的な感じなのかな?
よくわからん。
バングラデシュに詳しい人、教えてください!!
6 件のコメント:
こんばんは。ゆんのブログがあるなんて、驚きました。あまり話したことないけど、初めてあったときからこの人はうちに秘めたものがあると思っていたのですが、このブログを拝見して再確認できました。
普段はあまり話したことないから、急に私が「ブログみたよ!」というと、心臓が止まるほど驚いてしまうかもしれないので、自制します。これからもよろしくお願いします。匿名だけど、とりあえずよろしくね。
なにそれ!w 誰なのかめっちゃ気になる!
いやいや、別に隠してるわけじゃないからぜんぜん読んでください◎ そしてまた会ったら心臓止まらない程度に教えてください。なんかよくわかりませんがよろしくお願いします!
そもそもみんなゆんのブログの存在を知ってるの?少なくとも私は誰からも聞けへんかったよ(汗)
だいたい文面から当たりはつくでしょ。
これからもゆんを陰に日向に応援してるよ!
うーん、何人かには絞れたけど。。
ありがと! そっちもがんばって!
特定してくれてありがとう!
じゃあ、今度会ったらすぐに「ブログ見たんだね」と話しかけてね。
もう今学期は授業ないから会わないかもしれないけれど、4月からよろしく。
あ、あれ? 関西時代の知り合いだと思ってました。。笑
ということは、うーん。
なんかもう、疑心暗鬼になりますねw(それが狙い??)
まあまた声をかけます!
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