2009年2月28日土曜日

俺のテスト勉強、人類の記憶。

On-Air : Why should you be punished if you question the Holocaust ?
http://worldhaveyoursay.wordpress.com/2009/02/25/on-air-why-should-you-be-punished-if-you-question-the-holocaust/


ヨーロッパのほとんどの国では、ホロコーストを否定することが罪になる。
表現の自由よりも「正しい」認識の方が優先されるのか。
それを巡ってBBCの番組で激論が交わされた。
上のページにもコメントがずらっと、これでもかというほど並んでいる。


なんかこういうのを見る度に、
正直、加わりたくないなーと思ってしまう。
高校の時、日本史と世界史をとったけど挫折したことが原体験にあって、
あんなにたくさんのことを俺は覚えていられない。

その、覚えていられないという問題は、
たぶん俺一人だけのものではない。
世界もだんだん忘れていく。
記憶は曖昧になっていく。


それでも、忘れてはいけない。


ホロコースト研究センターの所長は、ホロコースト否認説を非難しつつこう言った。
"…as if these people [in the Holocaust] were killed twice"

人は二度死ぬ。
命を失った時と、
人に忘れられた時と。

その事実を突きつけられて、
過去に興味がない。と言い切ることは難しい。

覚えていられないけど、
覚えていなくてはならない。
その葛藤のはざまで、
俺たちは何を見つけられるのだろう。

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