水辺の文化座
http://www.suito-osaka2009.net/
そんなことできるわけないやん。
というのをあえてやろうとする頭の悪さ。
それが大阪の真髄だなーと思う。
8月22日から10月12日まで、大阪中之島で水辺の楽しさを再発見するためのお祭り「水都大阪2009」がある。
今日はそのサポーター説明会に行ってきた。
ヤノベケンジが「あの某知事に、『いやー僕は初めからアートっておもしろいと思ってたんですよ』と言わせるのが目標」と言っていた。
いやほんと、それくらいおもしろい。
52日間は、作品展示のためにあるのではない。
市民が参加して、いっしょに会場も作品もつくっていく。
52日間で会場がどう変わっていくか、その変化も見てほしい。と言っていた。その変化はつまり、大阪そのものの変化になる。
アートディレクターの北川フラムが最後に、なぜこんな時代にアートなのか。と言う説明をしていた。
気候変動とか水質汚染とかで地球はやばいし、
世界同時不況で経済もやばいし、
そんな時代なのに、なぜアートなのか。
それは、アートは「ひとりひとり違うんだ」と伝えることだからだ。と北川は言う。
個性だとか表現だとか言うのは、そういうことでしょ。
東京とかって、ものと情報は集まるけど、なんか人間味がない街だ。
大阪はそういう「大都市さ」で東京と競うんじゃなくて、
多種多様なひとがいることをいかして大阪を盛り上げていくことが大事なんだよ。
アートは多様性を感じるためのツールになる。
みんながロボットみたいに生きてるこんな時代だからこそ、アートが必要なんだ。
的なことを言ってた。
そういう考え方ができることがすでにアートだと感じた。
今年の夏が待ち遠しい。
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