そんな人生を送っていたいとは思うけれど、
とりあえず方向性くらいは定めるべきだ。
じゃあ今年の抱負はなんやろうと思って、
話はちょっと戻って、
おとついブログに書いた「生きかたに響くことば」でのこと。
いろいろ展示されていることばの中で、
どれか響くのがあった?と友人に聞かれた。
俺は、
「今いる場所でなくてはならない存在に」
ということばが響いた気がした。
でも、それはなんで?
と聞かれて俺は言葉に詰まる。
自分でもよくわからないから。
少し考えて、
たぶん響いたのは「今いる場所で」という部分で、
「今いる場所」をないがしろにして、
あてどもなく「どこか」を探してしまう自分に反省を感じたからだ。
と、妙に納得して、
そう答えた。
でも、
あ、そうか違うなーと、
眠れない夜行バスの中でふと気付いた。
響いたのはむしろ、
「なくてはならない存在に」
という後半だった。
なくてはならない存在に、なる覚悟が俺にはない。
路傍の石のように、
なくてもいい存在として生きていたい。
どうしてかはわからないけど、
そういう志向性が身に染み付いて離れない。
とはいえ、
なくてもいい存在に、
なろうと思ってなれるわけじゃない。
もうすぐ京都を離れるのを前にして、
「えー、ゆんがいなくなると寂しいな」
みたいなことを言ってくれるひとも何人かいて、
なくてはならない存在になっているかはわからないけど、
少なくとも、
なくてもいい存在になることは失敗したのだろう。
悔しい。
でも嬉しい、と思った。
そろそろ、
正面切って「なくてはならない存在」を目指しても、いろんなひとの思いとか優しさと向き合っても、いいんじゃないかなーと思う。
それは仕事なのか恋愛なのか、もっと他のかたちなのか、全然わからないけど。
こんなこと宣言するのも恥ずかしいけど、
俺は今年、なくてはならない存在になることを目指します。
って、去年の春もこんなこと書いた気がするけど笑
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