徹夜したくないな。
なんて思いながら、気分転換にブログ書きます。朝青龍の話。
卒論で引きこもってると、
「えっ、いつの間に?」
みたいなことがいっぱいある。
ちょっと目をはなすと、
世間というやつは全力で俺から離れようとする。
まったく、油断も隙もない。
朝青龍の引退もそうだ。
めっちゃ急な気がした。
朝青龍は、妬ましいまでに強いから嫌いだったけど、
引退に追い込まれる弱い朝青龍を見てると、
なんだか好きになってしまう。
去年の末、「パブリック・エネミー」という映画を見たけど、
なんかそういう、ギャング映画を見てる感じがする。
主人公はワルっぷりに嫌気が差しつつ、
それでも、
つらい状況に追い込まれてるのを見るとつい感情移入してしまう。
人間は結局、
強さに憧れ、
弱さに共感する。
でも、相撲においては「弱さ」は許されない。
弱くなった力士は、言葉で、雰囲気で、引退を迫られる。
千代大海も結局引退してしまった。
相撲は、そうして「弱さ」を切り捨てていくことで強くあり続ける。
強さは弱さに怯える。
まあスポーツってそういうものか。
朝青龍が魅力的なのは、
強いからじゃなくて、
むしろ弱いからじゃないだろうか。人間的に。
サッカーしたくなったらサッカーしてしまう。
酒のみたくなったら飲んで呑まれてしまう。
そして、
そういう弱さにばっか目がいってしまう俺。
弱い。
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