2009年7月3日金曜日

季節はずれの話題




そういえば最近プロフィール画像を変えたけど、
この絵はたしか、酉年の年賀状のために描いたやつだ。
(というと4年前?)
こないだ実家のパソコンのデータを整理していて見つけた。


そんなに絵がうまいわけじゃないけど、
年賀状の時期になると普段よりは絵がうまくなる(笑)。
特に最近は、つとめて年賀状は手書きで描くようにしている。
忙しい年末をよけい忙しくする、不器用な息抜きだ。


年賀状っていいな、と思う。
なんでって、クリスマスカードのようにテーマが毎年同じでもないし、
かといってグリーティングカードのように何を書いていいか悩みまくるわけでもないから。

高校を卒業すると、必要に迫られて(授業とか)絵を描くこともなくなって、
年賀状という文化のありがたさをよけい実感する。
目標がないと絵は方向性を見失う。

年賀状と松本大洋に出会わなければ、
俺の下手な絵はもっと見るも無残になっていただろう。
日本に生まれてよかった、と思う数少ない理由だ。



年賀状擁護派の人は、
みんな年賀状を出す枚数が減ってると憂慮している。
俺は逆に、そんな時代だからこそ、
社交辞令のために出す年賀状は減って、
代わりに手書きの年賀状が増えてほしいと思ったりする。
一枚入魂。みたいな。


そんな感じで、
夏なのに冬のことをふと考えた。

来年は虎か。
…もようが難しそう。

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