2009年5月18日月曜日

アイスランド行こうかな。

アイスランドへのツアーを見つけてしまった。

アイスランド・エアウェイブスツアー
http://www.tour.free-bird.co.jp/campaign/Iceland/airwaves_column.php#03

アイスランドで10月にある音楽フェス、Iceland Airwavesに参加するツアー。
これは高いので無理だけど、自分で航空機探して行ってみようかな。卒業旅行とかに。


最近、自分の中でアイスランド熱が再燃してきている。
院が関東になったら日本アイスランド学生外交会議に入ろうかな。
この団体まだあるのかな?


なんでアイスランドかって、
この国は、

・音楽がすごい(Björk、Sigar Ros、Múm、Kira Kira‥) ← 人口31万人に音楽学校が90校!
・自然エネルギー率世界一 ← 水力、地熱で7割をまかなっている
・軍隊がない
・「地球のへそ」がある
・以外と寒くない(笑)

とかとか、魅力に溢れている。
日本にシシャモを輸出するだけの国じゃない。



といって、アイスランドは夢の国ではない。
開発か環境保護かで人々は揺れ、
金融危機で国は傾いている。


アイスランドは、グローバリゼーションの被害者だ。
みたいなことを、↓の映画は言いたいのだろう。







アイスランドの産業は、漁業以外はぱっとしなかった。
有り余る電力は安価だが、それを使ってくれる企業はあまりいない。
唯一の漁業は、1980年代初めに漁業資源を守るために漁獲割当が課せられると、個人で漁師をしていた人々は生業が立ち行かなくなった。他の手工業も技術革新で人の手を必要としなくなっていった。アイスランド東部は仕事がなくなり、過疎化していく。

そんな折、2003年に米国のアルミニウム製造会社アルコアが、アイスランドに新たな製錬所を建設し、国営電力会社ランズビルキンとの間で、水力でつくった電力の40年間にわたる供給契約を結ぶという話がもちあがった。
アルミニウムは電力を大量に使うので、企業にとっては輸送コストを考えても電力が安価なアイスランドでの精製は魅力的だ。
アイスランド政府にとっても、貧しいアイスランド東部に400人の雇用を生み出し、重化学工業にも力をいれていくことにつながる。

そのためにつくられるダムは、国全体の電力消費量の約半分を発電できるとても巨大なダムだ。しかし、その巨大さは代償も大きく、氷河から流れ出た二つの川がせき止められ、自然を残す土地が水没する。

はじめは計画を好意的に受け止めていた住民も、反対を始める。
反対運動はやがて、Björkとかも巻き込んだ大きなものになっていった。

NATIONAL GEOGRAPHIC 2008年7月号「相克の島国アイスランド」




Björkの有名さは海外まで及び、環境保護を求める声は世界中に広がっていく。

でも、上のNATIONAL GEOGRAPHICの記事にはこんなことが書いてある。
東部に暮らす人びとは、これまでに考えつくかぎりの事業や観光開発を試みてきたという。「でも、どれもうまくいきませんでした」と、地元高校の歴史の教師で、東部地域の行政機関の長を務めたこともあるスマウリ・ゲイルソンは語る。彼が続けた言葉は、この国のもめごとの核心をついている。「プロジェクト反対派が気にするのは土地やトナカイ、鳥たちのことであって、人びとの窮乏状態について議論しようとは思ってもいません。レイキャビクに住みながら、私たちがこの土地で石ころ一つ動かしたって反対するのです」と言いながら、石をつまむふりをして見せた。「自分たちはコンクリートとアスファルトの世界に住みつつ、ここへ来て美しい自然や人びとの暮らしを眺めたがる。住人が少ないほど、その生活が風変わりなほどよいのです」と、スマウリはうんざりだというように頭を振りながら語った。


開発か環境か。
アイスランドの貧困がどういうものなのか俺は知らないけれど、こういう言葉は、アイスランドに観光に行きたい!と言っている俺みたいな人間の胸にグサッと刺さる。



そして、この記事は金融危機の前に書かれたものだからさらっとしか触れられていないけれど、このプロジェクトの為に電力会社は15億ドルの資金投資をしている。
これは大半は海外の銀行からの借り入れらしいけど、アイスランドでは国内銀行が海外から投資を集めて、建設ラッシュが起きていた。重化学工業化、という国是のためというのも背景にあるのだろう。
そして結果、開発を急ぎすぎたことがあだになりアイスランドは負債の山に苦しんでいる。



結果だけを見てアイスランドを責めることができるのか、
グローバリゼーションのせいにして責めないことができるのか、
俺にはわからない。

とにかく、夢の国なんてどこにもないということを再確認しつつ、
俺は等身大のアイスランドを見に行きたい、と改めて思った。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

通りすがりの者です。
知人がアイスランドの学生会議をしています。今は次期会議の準備段階みたいですが、今年の末~来年明けにかけて、募集があるというような話を聞きました。

yung さんのコメント...

情報ありがとうございます!! そうなんですか。

ホントに入ろうかな。
悩む。